* 1 月まで任意団体
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月 12 日:シンポジウム「我が国の地球観測計画への提言」
−2025年を目指して− が開催される
2002年9月12日に「特定非営利活動法人宇宙からの地球観測を考える会(FEOS)」の
主催によりシンポジウム「我が国の地球観測計画への提言」−2025年を目指して−が開催
された。このシンポジウムには地球科学技術関連の研究者約40名が参加し、活発な議論が
行われた。FEOSの最も主要な役割は、将来の地球観測計画への提言であり、そこで本シ
ンポジウムを企画・開催するに至った。
シンポジウムではまず、住明正副会長より、なぜ今このような提言をまとめる必要があ
るのかについて説明が行われ、引き続き下田陽久副会長よりNASAの長期計画について説
明が行われた。続いて、宇宙開発事業団(現在は宇宙航空研究開発機構)よりNASDAや海外の衛星計画について説明が行われた。
その後、下田副会長の司会により、フリーディスカッションが行なわれた。日本の宇宙
開発の現状についての議論や宇宙開発の戦略、研究者によるナショナルプラン作成などの
必要性、また、本会の目的として、このような提言を行うほかに、Primary Society
として
の活動を目指す旨の意見が出された。
このような提言は1回のシンポジウムだけでできあがるものではなく、今後の地球観測
計画への提言をまとめる上では引き続き、検討を行っていく必要がある。今回の議論をき
っかけとし、FEOSでは専門のワーキンググループを幾つか設置し、今後も提言をまとめ
るための活動を行い、地球観測の分野への貢献を行っていくことを考えている。
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月 8 日:温室効果ガス観測技術衛星プロジェクト研究推進委員会説明会 協力
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月 14 日:特別講演会が開催される
2 月に東京都より認証を受けた「特定非営利活動法人宇宙からの地球観測を考える会(
FEOS )」の主催する特別講演会が 5 月 13 日(水)東京大学先端科学技術研究センターで開催され、 35 名の参加者があった。
住副会長の司会の下、宇宙開発事業団(現在は宇宙航空研究開発機構)より「宇宙航空研究開発機構」、「宇宙開発事業団の
2003 年度計画」について講演頂いた。続いて、住副会長より昨年 12 月に打ち上がった「 ADEOS-II の現状」について講演がなされた。そして、地球観測のトピック的な講演として本多嘉明助教授より「宇宙からの植生観測」について講演がなされた。各講演においては積極的に質問や討議が行われ、これらの講演に対する関心の高さが伺えた。今後は将来の地球観測に対して、本会の研究者、技術者の意見を積極的に外部へ向けて発言していく必要がある。
6月14日 特別講演会が開催される
特定非営利活動法人宇宙からの地球観測を考える会(FEOS)の主催する特別講演会が6月14日に東京大学で開催された。
下田副会長の司会のもと、宇宙航空研究開発機構より「2004年度地球観測計画」、「地球観測将来計画」についてご講演頂いた。続いて、FEOSの安岡理事より「GOSATプログラム」について講演が行われた。
FEOSでは今後も講演会の企画を検討しており、このような活動を通じて地球観測の検討や提言につなげていきたいと考えている。
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